1、好みを表現できるようになろう
「
おいしいと感じる味」とは、実は、人それぞれ異なるのです。
人が「
おいしいよ」と言ったからといって、自分も
おいしく感じるかというと、
そうとは限りません。
だから、一番大切なのは、「自分の
好きな味を見つけ出し、その豆を購入すること」
なのです。
そのためには、購入する時に、自分の
好みを表現して、お店の人に伝えなくちゃいけない!!
「よくわからないけど、
美味しいのをください」というあなた。
焙煎珈房NONAKAのホームページの“コラム”の
『コーヒーの個性のこと』と、“
商品説明詳細”、
そして
”まめ太つれづれ”ブログ を、じっくり読んでください。
あなたが飲んでみたいと思う
味がありませんか?
あなたが求めている
味を表現している言葉が見つかりませんか?
焙煎度の
好みだけでもいいのです。
「
こんな感じの珈琲が飲みたい」という、もやっ としたものを持って、
焙煎珈房NONAKAへ来て下さい。
あなたに合う
珈琲へ、ご案内します。
2、新鮮な豆を使うこと。
コーヒー豆は、農産物(野菜や果物と同じ)。
呼吸をしています。生鮮食品です。
1~2週間分ずつ、購入しましょう。
<賞味期間≒美味しく飲める期間>の目安は、
●豆―2~3週間
●挽いたもの―1週間~10日間
※焙煎度・保存法により、多少異なります。
※できれば豆で購入し、淹れるたびに挽くことをおすすめします。
冷凍する必要は、特にはありません。
真空パックや保存瓶に入れ、冷暗所へ。
もし、冷凍など低温保存した場合は、使用する前に常温に戻してから淹れてください。
購入後は、できるだけ早く消費すること!!
3、正しく挽く。
粒の大きさがバラバラにならないように、均一に挽くこと。
挽く時に、豆が摩擦熱を持つと 風味が落ちるので、やさしく挽いてあげましょう。
電動ミルで挽く時は、
5秒挽いて、
ぶんぶんとシェイクして、
また5秒挽いて…を繰り返すといいのです。
挽きも均一になります。
●珈琲を抽出する器具によって、挽く粗さが異なります。
・エスプレッソ⇒短時間で抽出=極細挽き
・ウォータードリップ⇒水でゆっくり抽出(温度に頼らない)=細挽き
・ペーパードリップ⇒注ぐお湯と、抽出されるコーヒーが同じくらいの量=中細挽き
・コーヒーメーカー⇒ペーパードリップと同じ=中細挽き
・ネルドリップ⇒布フィルターは目が細かいので抽出スピードが遅い⇒粉とお湯の接触時間が長い=中挽き
・サイフォン⇒粉とお湯の接触時間が長い=中挽き
・コーヒープレス⇒コーヒー豆が、お湯に
漬け置き状態になる=粗挽き
・パーコレータ⇒沸騰したお湯が、粉を
ぶくぶくする=粗挽き
器具に合わない挽き方をしたら、その時点でもう、一つの失敗。
細かすぎると、コーヒーの渋み・雑味が 出てしまう。
粗すぎると、薄い というより、味のないコーヒーができてしまいます。
4、粉の量を正確に。―量るのは…粉? 豆?―
コーヒー用メジャースプーンは、粉で10~12g。
1人分は、粉で山盛り1杯(豆なら2杯)。
2人分以上淹れる時は、粉で軽くすりきり1杯分 × 人数分。豆なら山盛り1杯 × 人数分。
5、新鮮な水を使う
沸かしなおしは、しないこと。
一回一回、水から沸かしたお湯を使いましょう。
よく沸騰させ、臭いのもと となる塩素を抜いて下さい。
浄水器があれば、なおGood !
6、お湯の温度(ドリップの場合)
まず、汲みたての水を 一度沸騰させた後、
少し落ち着かせてから 淹れはじめましょう。
●浅煎り―粗挽き―90℃(あっさり)
●中煎り―中挽き―85℃
●深煎り―中挽き―80℃(とろっと) |
温度が高すぎると、珈琲豆を興奮させ、いやな成分が出ます。
温度が低すぎると、珈琲豆がヤル気にならず、ちゃんと味を出してくれません。
湯温に気をつければ、その珈琲の素直な味が出ます。
※ただし、新鮮でない豆は、少し高温にしなければ味が出ないことも。
7、丁寧に抽出しよう。
「どのように珈琲を楽しむか」は、人それぞれで、自由なので構わないのですが、
“珈琲と上手につきあう”と、珈琲はいい味を出してくれると思います。
焙煎珈房NONAKAでは、珈琲豆の性格(
商品説明詳細、
”まめ太つれづれ”ブログ)を感じ取り、その子たちと上 手に関わる という気持ちで、丁寧に淹れています。
豆の方に、こちらの性格や気分を読まれていたりしてね!
淹れる人の性格やその日の気分が、味に反映されますよ。
8、器具は清潔に。
あたりまえのことが、大事なんです。
コーヒーメーカー等も、専用クリーナーでときどき洗浄しましょう。